釧路は昔から地震が多い地域と言われいます。
今一番恐れられているのは、巨大地震による津波。 津波にはどんな人も勝てません!!
家族を守るために、避難警報がでたらすぐに避難するべきですが、避難の用意できていますか?
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★この記事でわかる事★
- 釧路の地震事情
- 備えておきたい災害グッズ
釧路で有名な地震が『釧路沖地震』です。
この時は震度6だったので、かなりの揺れに大人も子供もかなりの恐怖を感じました。
当時子供だった私はテーブルの下に入れられて、倒れてくる食器棚を呆然を眺めていました。あれは本当に怖かった!!!
その後も何度か大きな地震がありましたが、太平洋プレートのずれでさらに大きな地震が来るとか色んな話がありますよね(*_*;
もくじ
釧路の過去の地震
釧路沖地震
- 1993年1月15日 20時6分
- 最大震度6
- マグニチュード7.5
この地震は冬に起きたので、ストーブが原因のやけど、飛散したガラスなどでのケガなどが多くありました。
釧路市内では住宅被害がとても大きかった地震です。
北海道東方沖地震
- 1994年10月4日 22時22分
- 最大震度6
- マグニチュード8.2
震源地は根室半島でしたが、釧路でも震度6を記録しています。
この地震で根室市の花咲港で津波が発生しましたが、死者は0人。しかし、家屋被害が多く、液状化などの地盤災害が多く報告されました。
二年続きで大きな地震があり、釧路が地震が多い場所という事が全国的にも有名になったのでした(*_*;
十勝沖地震
- 2003年9月26日 4時50分
- 最大震度6
- マグニチュード8.0
十勝沖地震といっていますが、震源釧路沖です。
思い出すなー…。職場に行くと大変な事になっていました(*_*;
「久しぶりに大きな地震だったね…」とみんなで話した記憶があります。
北海道胆振東部地震
- 2018年9月6日 3時7分
- 最大震度7
- マグニチュード6.7
記憶に新しいこの地震。
釧路は震度4程の揺れでしたが、大規模停電でかなり普段の生活に影響がでました。
そして、死者数が北海道で40名を超え、北海道の地震では被害がかなり大きなものとなりました。
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巨大地震はいつ来る?
東京大学地震研究所の佐藤比呂志氏は北海道の超巨大地震の切迫性に警鐘鳴らしています。
「必ず来る」と言い切っている大地震。
時期については「3年後とも10年後とも言えない」との見解ですが、比較的大きな地震が「きっかけ」になることも多いそうです。
と言う事は、2018年にあった地震が今後の巨大地震に影響することも考えられます。3.11の地震の前にも、大きな地震が数年に一度程度起きています。
今後30年以内に最大40%の確率で、マグニチュード8.8以上の巨大地震が来るとの研究結果を聞くと、私達も今から備えなければいけない!と思いますよね(*_*)
釧路の被害想定はどのくらいなのでしょう。
釧路の被害は?
千島沖(根室下)にかなりのひずみがあるようで、これが3.11の地震の前とよく似ているという事です。
という事は状況はかなり深刻。
平和な日常が、次の瞬間に地獄へと変わります。
超巨大地震となると、津波も想定されます。
釧路の津波の最大が20メートル…。いや、これ生存不可能でしょう(;’∀’)
ただし、海から離れた場所はこれよりももっと低くなるので、全ての領域が20メートルという訳ではありません!!
市立病院がある高い所は津波は到達しないだろうし、美原地区などはけっこう低い想定になっています。
とりあえず、生存できそうな所から想定してみましょう(^_^;)
釧路市のハザードマップは10メートルで想定されていて、
中心部の愛国や文苑地区も、最大3~5メートルとなっています。
これは、二階天井程度の高さですので、最寄りの高い避難施設3階建て以上に避難する事ができれば生存の可能性が上がります。
いざという時の持ち物は?
地震が起きた時は、まずは生き延びる事が一番大事!!
揺れている時は動かず、体を守る事ができる場所に避難しましょう。
地震の揺れが収まってからは、状況に応じて避難場所へ行きましょう。迷ったときは避難!!まず行動!!
この時にのんびり避難の用意をする時間なんてありません。
玄関には、いざという時の避難グッズを用意しておきましょう。
避難に必要な物
必要なものと言えば、飲料水、食料、携帯用トイレ、懐中電灯…。
たくさん必要なものがテレビなどで報道されていはいますが、
実際、何をどれだけ入れたらよいのか、一般人には分かりませんよね。
★最低限入れておきたいもの★
- 飲料水、チョコレートやビスケット、かんぱんなどの食料品
- マスク
- 救急用品(絆創膏、常備薬等)
- 洗面用具
- ウエットティッシュ、ティッシュ
- 乳幼児がいる家庭は紙パンツ(これはかなり重要!!)
- 下着、生理用品(意外と重要!!)、衣服
- 懐中電灯、携帯電話の充電器
- ビニール袋
- 携帯用トイレ
だいたいこれらは用意したいのですが、何をどのくらい用意したらよいのか、リュックはどのくらいの大きさなのかを考えて、結局避難袋を用意してない!!
こういう人はけっこう実は多いんです。
もたもたしていると助からない!
いざ地震がきた時に
「あれも、これも持って行かないと!
あっ!!あれはどこに行ったかな…!!早くしないと逃げ遅れる!!」
避難する時にこんな風にもたもたしていたら、助かる命も助かりません!
家族がいて、小さいお子さんがいたらなおさらです。
緊急事態の時に、必要なものだけを必要な分をたった1分で用意できますか?
絶対に無理です。
このもたもたしている間に、自分の命を、家族の命を危険に晒すのです。
何も持たずに避難場所に行ったとしても、しばらくの間避難場所で生活するようになったとしたら、不安でひもじい思いをするのは目に見えていますよね。
だからこそ、何もない時に備えておくのです。
何もなければそれでいい。
でも、
釧路でかなり高い確率で巨大地震が起きる!
と言われているのに、対策しないなんて無防備すぎます!
大好きな釧路だから、一人でも多くの人が助かるよう、すぐに安心して避難できるように備えてほしいと、心から思います。
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既製品の非常用グッズが便利!
地震が起きた後は、みんな買い出すので品切れ状態になる非常用グッズ。
何もない時は購入できますが、地震についてのニュースなどが入るとすぐに品切れを起こすので早めに用意をしておくと良いでしょう。
2018年の地震の北海道胆振東部地震の後に、非常用グッズを用意しよう!と思ったら、店頭でもネット上でも完売で何も手に入りませんでした(*_*;
人間、考える事は同じなんですよね。
本当、みんな一斉に同じ行動し始めます!
だから、このブログを読んでいるあなたには、他の9割の人とは違うタイミングで用意してほしいと思います!
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厳選された非常用セット
自分で一つずつ集めてももちろんOK!
世帯によって、必要なものも違ってきますので、自分の家庭には何が必要なのか考えるのも大事です。
何を用意していいかわからない人には、プロが厳選したセットもあります。
こちらは、防災意識のあるユーザー や家族持ち世帯に特化した非常用セット。災害直後の3日間を生きる事をコンセプトに、防災士が厳選した44点入りです。
防災のプロである防災士が厳選した防災グッズなので、色々と集めるのが手間な方などはこういうセット物を購入すると良いでしょう。
家族が多い場合は、最低二つはリュックが必要だと思います。
我が家も二つの非常用リュックを玄関で置いていますが、リュックを用意するだけで結構お金がかかるんですよね(;’∀’)
その他諸々揃えたら、さらにかかるので、セットはコスパがいいんですよね。(^^)
子どもは子ども用リュックで対応
子どもがいる家庭は、子ども用の使わなくなったリュックに必要な物を入れて、子どもにも背負わせると良いです。
寒い時期は時に防寒グッズが必要になります!ブランケット一枚、靴下一枚でも多くあればきっと重宝するはずです。
家族でルールを決める
職場、学校、幼稚園、保育園。
家族がバラバラに過ごしている時間に地震がくる事も十分あり得ます。
家族がそれぞれどこに避難するのかを話しあっておくことが大事です。
おじいちゃん、おばあちゃんにもしっかり話しておくと、避難場所で不安にならずに済む事もあります。
連絡が取れない時は「災害用伝言ダイヤル」
災害時は携帯電話がつながらない事もあります。
その時は
災害用伝言ダイヤル171を利用しましょう。
これは、伝言を録音する事ができ、自分の電話番号をしっている家族などが伝言を再生する事ができます。
普段から避難経路や避難場所を確認する
住んでいる場所の避難場所がどこか家族全員わかりますか?
お子さんは知っているでしょうか。
家族の一人が知っていても、全員が知っていなければ意味がありません!
避難場所さえ行けば家族に会える!!という安心感が、パニックを抑制してくれますので、家族みんなで確認する機会を作りましょう。
まとめ
地震についてのニュースが最近少し増えてきました。
注意喚起を誰かがしてくれる時がチャンス!!
マグニチュード8.8以上の巨大地震が今後30年で最大40%の確率…。これは、明日なのかもしれないし30年後なのかもしれないし、それは誰にもわかりません。
巨大地震が来たときに、準備をしていた家庭と、準備をしていなかった家庭では、生存確率は絶対に変わってきます!
防災士が厳選した防災セットあかまる防災
面倒くさい…と後回しにせず、今からでも災害時に備えましょう!
最悪、避難に時間がかかり命も危険に晒す事になります…。
毎日不安で過ごす必要はありません。正しく備えをしておく事が、安心感へと繋がります。
一人でも安全に避難が出来るように、ぜひ今一度災害について家族で話してみてくださいね。